多摩セントラップ

Date
2009-12-13 (日)
Category
おでかけ速報 | 音楽の話


70%オフって看板に出ていたからつい…
この値段でないとわざわざ手元におかなさそうなメジャーすぎるタイトルと、まさかの掘り出し物を買ってきました。
これから家主先生を巻き込んで鑑賞会ですw


以下、気持ち悪いヲタクのつまらない独り言は「追記」に。

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写真右下のヴァーグナー様のご尊顔CDですが、
ヴァーグナーの歌曲作品を(未完のものも含め)全作品録音しちゃおう、という
一部のマニア以外には(音楽としてのクオリティも含め)何の意味もない
突き抜けた才能の無駄CDな訳でして

店頭で見て、「Richard Wagner Lieder」って書いてあるのを見て目をこすり、
裏ひっくり返して1曲目に「La tombe dit a la rose」と書いてあるのを見てさらに目をこすり、
しばらく「墓はバラに言った」は、あれは未完で放置されていた曲ではないか、と考え、
曲目リストを穴が開くほど見つめ、うん、知らないタイトルはない、と確認して、
CDの解説についていた「全曲録音」に「いや、数があわないから全曲じゃないだろ」とぼんやりと思いながら
それでもなかなか音源にあたらない曲ばかりが詰まっているので
買うことにして帰宅。

…ヴァーグナーが他人のオペラに挿入歌として書き下ろした曲を除いて
歌曲作品・合唱曲(単独の)は全曲でした…それに何の意味が…(わたしには十分すぎるけど…!)
未完の曲は、墓バラのほうはアカペラで歌われていて、
L'extaseのほうはうまいことつないでありました。
管弦楽と違って、ヴァーグナーの書くピアノ伴奏は色彩感に薄く、
仲良しのお友達リストさんがピアノ上手かった件と相まって、
キャラ立ってるなあこの人たち、といらんところで感心したのでした。
楽譜とひとつひとつ対照させて確認(そう、鑑賞というより確認作業だった)しながら、
ああ、今まで取りざたされてこなかったのはこういう理由か、と
さみしい気持ちもよぎったりしたのでした。うん、パワーが違う。悲しいことに。


帰宅してプレイヤーにかけてわたし一人が「すげー!!」とか「いやまさかそれが!!」とか
「ああこれがあの曲か!!」とかのたうちまわるのを見た家主先生が
ひたすらわたしのことを気持ち悪がっていたのがある意味爽快でもありました…
かなしくなんてないもん…

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