お茶会の誘惑

Date
2007-06-12 (火)
Category
clothes

teaparty.jpg

たまたまその日はエミキュに行くつもりだった。というより、Janeで予約していたヘッドアクセサリーを取りにいくつもりで、表参道にある客先に郵送で済むような用事を無理にこじつけて定時で上がるつもりだった。
エミキュに何やら入荷したらしいという噂は、人づてに耳にしていた。どこぞの掲示板では大盛り上がりだったそうな。夕方まであるかな、と不安になった。そんなにかわいいなら店頭にあるうちにひとめみたい、みてぐっとこなければそこまでの縁だけれど、見る間もなく店頭から消えてしまっては悔いが残る。8時過ぎに打ち合わせをしたいという営業の電話を受けて軽くパニック状態に陥ったわたしは、慌てて用事の時間を繰り上げて一旦表参道に出向き、その後社に戻ることにした。

担当、というほどでもない、顔なじみの店員がいて、今日入荷したばかりだというそれを見せてもらった。すごい可愛いという話を鵜呑みにしていらん妄想ばかりを繰り広げていたわたしは、足のないテーブルの上に乗ったケーキやいちごの小ささと、テーブルの無駄な目立ち具合に軽く失望を覚えた。けれどストライプの感じやOP、JSKの仕立て自体はとても好きな形。裾の卓さえ見えなければものすごく好きだ。
まあ買う程ではないかも、と思いながら、とりあえずJSKを鏡の前で合わせてみた。その日はたまたま白いパフスリーヴのブラウスを着ていたのだけれど、決してあわないわけではないアイテムなのに、いまいち当てた感じぴんとこない。ああこりゃだめだな、と思ってだめもとでOPをあわせてみたら、あら不思議。
珍しく何の違和感もなくすとんとはまる感じ。はっきりした色合いのストライプはもともと好みで、黒なら無難に似合う色だ。それ以上にハイウエストなのに思ったほど太って見えず、シルエットが可愛らしい感じになりそうだ。試着したかったけれど流石に時間がなく、かといってここであっさり引いては後悔しそうだ。検討する時間をとりたいと思って、在庫が少なくなってきたら電話くださいとお願いした。
「ティーパーティ柄」という名前であることを、伝票に電話番号を書く段になって初めて知った。このまま購入していたら、柄の名前も知らないままだったかもしれない。

翌日の昼前、あれは多分11時半を少しまわったところだったと思う。出かけようとして電車に乗り込む直前にエミキュからの電話が鳴った。案の定、在庫が少なくなってきたんだそうな。数秒は躊躇したが、やはり忘れられずにお取り置きをお願いしてしまった。
1週間たってようやく回収に出向いた日に、ちょうどスタンプカード満了。ノベルティはポットだと思っていたのに、どうやらごく最近変わったらしく、ティーカップとソーサーを連れて帰ることになった。あちらこちらの店で買い物したりカードを途中で失くしたりしているため、ポイント満了になったのは実は初めて。ティーカップとソーサーを見ると、ポットをもらいそこねたのが悔やまれてならない。

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