infinite
- Date
- 2008-11-22 (土)
- Category
- 物語とことば
その実態はひとの指では読み取れぬ0と1との塗りわけにすぎなくて、あまりに非力で、けれど失われてしまうにはあまりに惜しい記憶と記録で、こうなってみてはじめてわたしはことの重大さに気づく、というようなせつなさを抱えたiBookクリーンインストール後の朝。
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絶望の上を撫でて奏でる希望のひとしずく
為す術もなくただ押し黙って眺める真昼のしろい月
世界はただひたすらに廻り続ける自動装置の円環で
なくした記憶はかたちを変えてこの手にまた戻るようできている
振り返れば道などないことに気づく
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