Sherry Baby!

毎年新年は家主先生のご実家で過ごすことになっている。
そのため東京での初売りには参加できず、ここ数年セールの立ち上がりは京都に行っていた。

…今年はエミキュの秋冬物が好みでなさすぎた関係で暗澹とした気持ちを抱えたまま、いつまでも行こうかどうしようかぐずぐずとした挙げ句、昼をだいぶ回ってからふらふらと電車に乗った。結局行くのかわたし。
電車に乗り間違えた関係でエミキュより先にフラスコに行くことになって、イナゴの大群が去ったあとのような店内を見てしょんぼり。これでほんとにエミキュで買うものがなければ、このわたしの熱情はどこへやればいいのか。PrettyもJaneも大阪にしかない、夕食は実家でいただく話になっているので、大阪まで向かっている時間はない。
とぼとぼ歩いてエミキュへ向かった。独立店舗でなく「あんふぁん」としてまとまっていることも知らなかった、一年ぶりの京都。

店内をくるり見渡して、真っ先に目に入ったこれ。B品扱いなのか、1万円を切っている。
昔のエミキュみたいな切り替えに、昔のエミキュみたいなパターン。やばい可愛い。バッグもお揃いではないけれど、同じ柄が入ってる。これは買わないと!
あとで知ったのだけれど、「Sherry Baby」という、あんふぁんのオリジナルブランドのようです。春のイチゴ&ニュースペーパー柄もかわいかった。
もう今となってはエミキュにこういう服を期待できないので、今後はここに期待かなー。

帰省であったこと

・関西が大雪で大騒ぎの日に関空に降り立つ予定になっていて肝が冷えたが空港へは向かった。幸い関空はほとんど降ってないらしく普通にフライトするらしい。ところが関空行きの便、キャンセル待ちが異様な人数いるためか、1時間後の伊丹行きに振替輸送でも構わない人を大々的に募集している。関空に行きたくてわざわざ関空行きの便を選んで予約していたけれど、この雪の中陸路の移動は少ないほうがいい、と思って立候補した。全日空さんがお小遣いくれました。ラッキー。

・伊丹からバスで京都駅へ。高速を降りたらそこは雪国だった。電車に乗ると山科あたりからもう半泣きの積もり具合。義父の迎えは出せないので自力でたどり着いてくれとの家主先生からのメール。途方に暮れる。積雪はおよそ20cm程度と思われ、キャリーを引いて歩けない。バス停まで迎えにきてくれた家主先生にキャリーを預けて雪の中を歩くが、イノワの裏つるつるのブーツは流石に足許おぼつかず恐ろしかった。

・わんこが寝たきりになっていた、とは聞いていて心配だった。たしかに後ろ足がほとんど立たないようだったけれど、思ったより気力ある感じでちょっとだけ安心。いつまでいてくれるのかな。次に会えるのはいつかな。