天使奏楽堂の本

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[from iPhone]「世界の終わり」

Date
2010-08-12 (木)
Category
天使奏楽堂の本



同時に何枚ものクレジットカードを申込み、個人信用情報の限界に挑戦することを生き甲斐にする「多重申込戦士」と呼ばれる人々がいる。理解されにくい趣味に隠した「彼」の秘密とは? 郵便局までの道すがら、妹の揺れ動く思いを彼は知らず──天使奏楽堂夏の新作は、クレヲタの生態を赤裸々に描く。

困ったことに、ほんとにクレカネタです。
でもいつも以上に妹萌え濃度高めでお送りしておりますので、ぜひ見にいらしてくださいね。
クレヲタの生態がよくわかるよう、クレカ知らない側視点で書いてます。

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「チェロのための無伴奏アリア」[2007年12月発行]

Date
2007-12-30 (日)
Category
天使奏楽堂の本

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日毎繰り返し兄のひざの間に抱かれるチェロに嫉妬するあまり、
妹は兄に弾かせる旋律を五線に書きつけることを覚えた。
黒く塗り潰された音符の隙間に沈められた狂気の片鱗を描く、
天使奏楽堂渾身のヤンデレ短編。


今頃冬の新刊の紹介をしている理由はですね(リアル時間は2008年8月11日)
「名曲喫茶天使奏楽堂」の告知を打った直後に「天使奏楽堂の本」でトップにきてるのが
はしか本ってちょっとマズいだろ的な……
すいまません生まれてきてすいません

「おとなのおねちゅ」[2007年8月発行]

Date
2007-08-25 (土)
Category
天使奏楽堂の本

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8月26日のコミティアとGoodComicCityの「ななつぼし工房」さんにて初売りです。
天使奏楽堂初の4コマ漫画の本で、桜野本人のはしか生還記中心。
ええ、6月末から7月頭まで罹患していたアレです。はしか大流行がなんとか人々の記憶の片隅に残ってそうな時期に出せてよかった。

ゲストが豪華です。
山村早紀さん
草薙亮さん(ぱんだちゃん)
ハルタハルノブさん
なのこ。さん
みなかみもとさん

山村早紀嬢イラストの、ちょっぴりおつむのゆるそうな表紙が目印です。
B5版24p、頒布予定価格は400円です。
どうぞよろしくお願いいたします。

「空の水紋」[2007年8月発行]

Date
2007-08-08 (水)
Category
天使奏楽堂の本

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天頂の青、水の静謐、波紋ひとつない沈黙。

2006年冬、あの夜空へ飛んだふたり。
この夏見上げる空のいろは、沈思の深い青。

……というわけで夏の新刊、無事に発行できそうです。
2006年冬の作品「Fragile」の設定を踏襲した短編で、Fragileが冬とか春とかの雪の日だったのに対して、今回は夏の物語です。2回連続で発行時期と季節がうまくリンクしてるので、このまま季節と旬を逃さぬようにがんばりたいです。

コミックマーケットは3日め「ち」-22a「天使奏楽堂」です。
お近くにお立ち寄りの際はぜひどうぞ。シンプルで可愛いショップ袋と、夏ノベの叩けば冷えるアレを(少数ですが)ご用意してお待ちしております。

表紙はこのblogでも写真をupした、エミキュのプレセールで買ったコーデ。寒色系の服があまりなかったのだけど、この本の表紙にはピンクとか赤はありえないので、買っていてよかった(笑
……絵を描いてる余裕がなかったとも言いますが……

「はるいちご」[2007.3発行]

Date
2007-03-22 (木)
Category
天使奏楽堂の本

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春で苺な表紙にあわせて、春で苺な甘いめ短編「はるいちご」、
2月に行われた池の上ボブテイルでのリーディングライヴで演じられたテキスト「ルシイ」、
そしてだいぶ昔の文芸系アンソロジーに寄稿させていただいた「月とさくらと」←改題した
の3作を収録した短編集です。

26pのコピー本、表紙フルカラー出力。頒布価格200円。
例によって部数が少ないので、5月のコミティアかのりもの学会あたりでなくなってしまうかも知れません。
が、勢いあまって加筆してオフセット本にしているかもしれません。表紙ちょっと気に入った。(笑

Fragile [2007.12発行]

Date
2007-01-23 (火)
Category
天使奏楽堂の本

恋を禁じられたふたりが向かうのは、楽園か煉獄か──
自称硬派な文芸サークル「天使奏楽堂」定番の妹系純文学短編。

夜の空港。硝子張りの壁と天井。雪の所為で遅れたフライトスケジュール。恋を禁じられたふたり。
兄妹を乗せた飛行機が辿り着く先のことを、まだ誰も知らない。

いつも通りの妹萌え暴走を燃料にどこまでもフライトしかねない勢いの桜野が、例によって例の如くすごい勢いで萌える妹を描く妄想作☆誰か止めていいえいっそ誰も止めないで

2006年12月発行。頒布価格300円。頒布予定はイベント予定カテゴリから確認してね。

振り返って今回の本はすごい楽しかったですよ。書いてる間キツかったけど意外と腰を据えて向かうことができたし、春からあたためていたネタをなんとか完成できた嬉しさもあるし。
そして「Fragile」では妹がカワイイの。いままでの気が強い妹も桜野的にはツボというか、「一見すごくできる男に見えるのに実はけっこうダメな男」的な兄と、「華奢な外見とは裏腹に芯が強くて意志も強いていうか妙に強情」な妹っていう構造がツボなんですけど、今回の妹はドリィム炸裂の頼りなげで線の細い女の子。そして兄は天使奏楽堂では(兄以外の男子にしても)珍しく根性も据わってるし計画力遂行力ともに優れていそうなタイプ。
あと夜の空港って寂寥感にあふれてていいね、っていうのを書きたかった。人少ないしね。土産物屋も閉じてるしね。また飛行機乗りたい。今度は札幌に行きたいぞ。

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